「ひぐらしのく頃に 祭」攻略ルート

 ここでは、PS2版「ひぐらしのく頃に 祭」の攻略ルートを掲載しています。
 多大なるネタバレを含みますのでご注意を。
 各選択肢の中には、ある程度攻略を進めないと発生しないものがあります。

 ・第零章、暇潰し編

 ・第一章、盥回し編

 ・第二章、鬼隠し編

 ・第三章、綿流し編

 ・第四章、祟殺し編

 ・第五章、目明し編

 ・第六章、憑落し編

 ・第七章、罪滅し編

 ・第八章、皆殺し編

 ・第九章、澪尽し編

 ・「ひぐらしのなく頃に 祭」考察


 ・第零章、暇潰し編
 第一章、盥回し編をクリア後に発生。


 ・第一章、盥回し編
 「もちろん」
 誠意が一番、素直に「ありがとう」
 「ああ、いいぜ」
 死体でも捜してんじゃないですか?
 読み取れ、魅音の動きを……!
 宝探しへ
 ちょっと休憩……
 レナと宝探しだ。
 うまかったぜ、晩ゴハン
 や、やばい……レナは殺る気だ!
 交換を要求
 宿題
 口紅
 か……可愛い……。
 竜宮レナ
 「送っていこうか?」
 なんか……どこかで見たような?


 ・第二章、鬼隠し編
 「もちろん」
 誠意が一番、素直に「ありがとう」
 「ああ、いいぜ」
 死体でも捜してんじゃないですか?
 読み取れ、魅音の動きを……!
 宝探しへ
 ちょっと休憩……
 レナと宝探しだ。
 うまかったぜ、晩ゴハン
 や、やばい……レナは殺る気だ!
 交換を要求
 宿題
 口紅
 か……可愛い……。
 竜宮レナ
 「送っていこうか?」
 なんか、声が……聞こえる?

 *特記事項
 盥回し編と鬼隠し編は、最後の選択肢が違うだけです。


 ・第三章、綿流し編
 「ヒマならな……」
 誠意が一番、素直に「ありがとう」
 「あ、しまった。お袋の用事が……」
 「可愛いと、得だよな〜」
 非常に徹しろ。クールになれッ……!
 商店街に買い物へ
 一緒に帰ろうか?
 ……帰ってゴロ寝しよ
 まずはラーメン。
 うまかったぜ、晩ゴハン。
 勝て、圭一! お前は勝つ人間だ!!
 レナに渡す
 宿題
 口紅
 こ……これは?
 園崎魅音
 魅音は、気のいい仲間だってことだぞ?
 ……見たのか?
 詩音だ
 ……そうか?
 レナ……なに怒ってるんだ?
 あれは……レナにあげた人形?
 はぁ、帰ろう……

 *特記事項(ネタバレの傾向が強いため、以下反転)
 ■1順目と2順目で、公由家からかかってくる電話の主が変化します。
 ・1順目→年配の女性
 ・2順目→公由夏美

 ■圭一が人形をもらうイベントで、レナに渡すか魅音に渡すかで、後半のシナリオが若干変化します。
 ○魅音に鬼が宿った理由
 ・レナに渡す→人形をもらえなかったから。
 ・魅音に渡す→園崎家の当主である魅音のプレッシャーに、圭一が気づけなかったから。



 ・第四章、祟殺し編
 「ヒマならな……」
 誠意が一番、素直に「ありがとう」
 「あ、しまった。お袋の用事が……」
 「可愛いと、得だよな〜」
 非常に徹しろ。クールになれッ……!
 商店街に買い物へ
 一緒に帰ろうか?
 ……帰ってゴロ寝しよ
 ……缶詰かな?
 うまかったぜ、晩ゴハン。
 勝て、圭一! お前は勝つ人間だ!!
 魅音に渡す
 宿題
 口紅
 ……あれ? あれは……。
 北条沙都子
 また、作ってくれるか?
 転校……したんだよな?
 どうしたんだろう、沙都子……。


 ・第五章、目明し編
 第三章、綿流し編をクリア後に発生。


 ・第六章、憑落し編
 「ヒマならな……」
 ここは、レナの好みの少女漫画チックに……
 「あ、しまった。お袋の用事が……」
 「可愛いと、得だよな〜」
 非常に徹しろ。クールになれッ……!
 商店街に買い物へ
 一緒に帰ろうか?
 ……帰ってゴロ寝しよ
 ……缶詰かな?
 そういや、レナのお母さんは?
 や、やばい……レナは殺る気だ!
 レナに渡す
 宿題
 口紅
 こ……これは?
 北条沙都子
 また、作ってくれるか?
 いなくなったんだよな……?
 詩音なら、なにか知ってるかも……

 *特記事項
 憑落し編をクリア後に発生するTipsは、
 罪滅し編のネタバレが大いに含まれるため、見ない方が懸命です。


 ・第七章、罪滅し編
 「もちろん」
 ここは、レナの好みの少女漫画チックに……
 「ああ、いいぜ」
 死体でも捜してんじゃないですか?
 非常に徹しろ。クールになれッ……!
 宝探しへ
 ちょっと休憩……
 レナと宝探しだ。
 そういや、レナのお母さんは?
 勝て、圭一! お前は勝つ人間だ!!
 交換を要求
 宿題
 口紅
 か……可愛い……。
 竜宮レナ
 無理するなよ
 「……レナ、どうした?」


 ・第八章、皆殺し編
 罪滅し編のラストで、「沙都子、どうだ?」を選択後、発生。

 *特記事項(ネタバレの傾向が強いため、以下反転)
 物語の途中で発生する選択肢は、どれを選んでも同じ展開になります。


 ・第九章、澪尽し編
 第八章、皆殺し編をクリア後に発生。

 *特記事項
 澪尽し編のクリアルート
 ↓
 詩音にアドバイスを送る
 鷹野の陰謀を暴くこと。
 圭一
 ……断る。
 鉄平のこと知ってるよな?
 葛西さんに、リナの様子を聞く。
 単純に、梨花ちゃんに相談されて気になったから。
 レナのお父さんのことだけど……。
 レナはその人のこと、どう思っていますか?
 ボクが、圭一に相談したのです。
 左


 ・「ひぐらしのなく頃に 祭」考察(ネタバレの傾向が強いため、下までスクロールしてください)




































 プレイ時間112時間を以って、ようやく「ひぐらしのなく頃に 祭」が終了した。
 当初は、本格ミステリーという意識で始めたため、相当な違和感と共に進めることとなったが、総じて良質な作品であった。
 正直、これほど幸福への願望や、生き抜こうと努力することの大切さ、仲間を思いやることの大切さ、日常への回帰を描ききった作品には、そうおいそれと出逢うことはできないだろう。
 実際、罪滅し編以降は、涙なしにはプレイできないほどの感動が押し寄せたものだ。

 しかし、やはりミステリー作品としては稚拙で、素人が作った同人レベルを脱し切れていない。
 そもそも、この作品は雛見沢村で4年連続起きている怪死事件を大前提として物語が始まっているのだから、当然ラストもそこに着地しなければならないはずである。
 にも拘らず、途中で「怪死事件は個々に解決した事件で連続性はない」と大前提をひっくり返した挙句、物語はいつの間にか、梨花vs鷹野という展開へとシフトしてしまっている。
 これでは、せっかく魅力ある謎として提示された「雛見沢村連続怪死事件」が色あせてしまう。

 それだけではない。
 最初の犠牲者である富竹の死因が、実在しない空想の薬物によるものであったり、住人が凶行に走る理由が実在しない空想の病気によるものであったり……と、提示した謎をSF的要素で解決してしまうという、ミステリー作品として致命的なミスを犯している。
 同じように、超常現象や本人の妄想という投げやりとしか思えない解答で済ませている部分が多く、本格ミステリーとして十分なレベルが確保されているとは言いがたい。

 唯一、本格ミステリー路線の「綿流し編」と「目明し編」も、双子の姉妹を利用したトリックという既に使い古された手法であり、これを以って上質なミステリー作品と定義することは出来ないと言えよう。*1

 そして全編に言えることだが、作品中のテキストから読者が推理する余地が全くなく、大仰な謎と荒唐無稽な解答の二つによって成り立っているのは、やや辟易するところだ。

 また、提示された謎の多くが未回収、もしくは矛盾だらけで、製作者の迷走ぶりがうかがえる。
 以下に、未回収の謎、矛盾点、そして「なんだそりゃ的な解答」を列挙しておく。
 なお、ここに挙げたものはあくまで思い出した分だけであり、再確認すれば更にあるかもしれない(もしくは、私が回収し損ねているだけで、解答が示されているものもあるかもしれない)

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 ○暇潰し編
 ・大臣の孫が解放される直前、魅音は父親に意味深な電話をかけているが、なぜここで電話をかけたのか?
 大臣の孫を誘拐したのは、山狗であって園崎家ではないと皆殺し編で告白されている。
 だとしたら、魅音は父親に何の電話をかけたのか?
 真相不明。
 なお、原作ではこのことについて解答が示されているらしい。


 ○盥回し編
 ・魅音は、なぜ山狗たちに殺されず、生き延びられたのか?
 地下に隠れていたからと説明されているものの、それなら病院に搬送されてすぐに殺されていてもいいはずである。
 しかし、実際に死亡したのは数年後。


 ○鬼隠し編
 ・レナはなぜ、圭一の両親が不在であることを知っていた?
 明確な解答なし。

 ・レナが茨城の学校で豹変したことについて、学校関係者や同級生が口を割ろうとしなかったのはなぜ?
 鷹野たちが圧力をかけたと考えられなくもないが、明確な解答はなし。

 ・レナの豹変が圭一の被害妄想なのだとしたら、なぜレナは鉈を持って圭一を追い回したのか?
 罪滅し編によると、レナや魅音の豹変は全て圭一の妄想ということらしい。
 しかし、レナは学校帰りの圭一を鉈で追い回しているため、矛盾が発生する。
 もしくは、圭一を追い回したという事件そのものが圭一本人の妄想で、実在しなかったことなのか?
 明確な解答なし。

 ・圭一のおはぎに、針は入っていたのか?
 罪滅し編で、針は入っていなかったと圭一は言っているが、鬼隠し編で魅音自身が針を入れたと発言しているため、矛盾が発生する。

 ・圭一の後ろから、ペタペタと着いて来る何かとは?
 羽入の可能性があるが、明確な解答なし。

 ・ゴミ山で、圭一を襲った男たちは誰? そして、どこへ消えた?
 圭一を襲ったのは、おそらく山狗のメンバーだろうが、圭一が気を失ったあとどこへ行ったかは不明。
 もしくは、山狗に襲われたという事件そのものが圭一の妄想で、実在しなかったことなのか?
 明確な解答なし。

 (以下、なんだそりゃ的な解答)
 ・圭一と悟史の行動が逐一同じなのはなぜか?

 同じではなかった。
 圭一は護身用にバットを持つようになったが、悟史は単に野球を始めただけだった。

 ・祟りの最初の犠牲者となった監督は生きている?
 死んでいる。
 レナたちの言う監督とは、野球の監督をしている入江のこと。


 ○綿流し編
 (以下、なんだそりゃ的な解答)
 ・詩音と富竹だけが聞いた「ドーン、ドーン」という音は何?

 羽入が暴れている音。
 あれだけ引っ張っておいて、超常現象かよ。

 ・鷹野の死亡時刻がズレていたのはなぜ?
 単に偽装死体を用意した際にミスったから。

 ・すでに死亡していた魅音が、圭一のベッドの下から現れたのはなぜ?
 圭一の妄想。


 ○祟殺し編
 ・死んだはずの鉄平はなぜ生きていた?
 真相不明。

 ・鉄平の死体は、どこへ消えた?
 真相不明。

 ・大石は、なぜ圭一が鉄平の死体を掘り返すことを知っていた?
 真相不明。

 ・祭りに参加していなかった圭一を、祭りで見たという人間がいるのはなぜ?
 圭一が、鉄平を殺したことに感づいていた魅音たちがアリバイを作ったとも考えられるが、明確な解答なし。

 ・圭一は橋から付き落とされて気絶していたおかげで、政府による住民の虐殺に巻き込まれなかったが、ではなぜその後もしばらくの間だけ生かされていた?
 真相不明。

 ・圭一の予言したとおりに人が死ぬのはなぜか?
 圭一の超能力? 明確な解答なし。


 ○憑落し編
 ・レナと詩音が呟いた「何も知らない」「どうせ死ぬ」とは?
 真相不明。

 ・詩音と沙都子を殺したのは誰?
 山狗ということも考えられるが、この時点で二人を殺害しても彼らのメリットが薄いということを鑑みるに、この線はありえない。
 もしくは、ウィルスを発症している沙都子が注射を打たなかったために錯乱し、詩音を殺害。自身も発作によって死亡という事か?
 真相不明。

 ・レナが撃たれる直前に聞いた「カサカサという紙のこすれる音」とは?
 真相不明。

 ・レナが撃たれたあと呟いた「あの子たち」とは誰?
 羽入のことか?
 しかし、「あの子たち」と複数形なので、真相は不明。

 ○皆殺し編
 ・富竹は、なぜリサと呼ばれているのか?
 真相不明。
 なお、原作ではこのことについて解答が示されているらしい。


 ○澪尽し編
 ・詩音が、「魅音と圭一が結婚したら、圭一は自分にとって義理の兄になる」と言っている。
 設定上、詩音より圭一の方が年下なので、義兄にはならない。

 ・悟史が叔母を殺害したのなら、なぜ別の人間が犯人として検挙されたのか? そして、彼はなぜ自殺したのか?
 山狗が別の犯人を用意して、口封じのため自殺に見せかけて殺害したと考えられるが、これだと矛盾する。
 なぜなら、他の事件では別の犯人が用意されていないから。

 ・第1の事件の犯人はどこへ行ったのか?
 行方不明、もしくは山狗が確保?
 明確な解答なし。

 ・古手夫妻は誰になぜ殺されたのか?
 殺害したのは、鷹野の部下である山狗だが、理由については最後まで不明。

 (以下、なんだそりゃ的な解答)
 ・雛見沢村では、なぜ毎年綿流しの時期になると一人が死に、一人が行方不明になるのか?

 すべて偶然重なった不幸な事件であり、個々の関連性はない。

 ・粉塵爆発で、小此木たちの部隊を全滅させられるのか?
 実際には不可能。
 粉塵爆発は密閉された室内で、引火性の強い粉末(小麦粉でも可)が効率よく充満していないとなかなか起きない。
 そのため、沙都子が用意した装置程度で粉塵爆発は起きないと考えられる。


 ○Tips編
 ・レナが木箱に詰めて川に流した、自分の帽子とハムスターの死骸の意味は?
 ハムスターの死骸は、住民がガスで死亡したのではないと証明するため?
 帽子は、木箱を流したのが自分であるということを示すため?
 明確な解答なし。

 ・政府はなぜ、鬼ヶ淵沼をコンクリ詰めにしたのか?
 鬼ヶ淵沼からガスが発生したというウソをもっともらしくする為の演出とも考えられるが、そもそも沼にコンクリートを流してもガスの発生は抑えられないので、この行為には意味がない。
 それゆえ、明確な解答なし。

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 以上である。
 想像以上に多いことがわかるだろう。
 特に、連続怪死事件の被害者である梨花の両親が殺害された理由が、最後まで不明というのは致命的である。
 いや、もっと言うなら、連続怪死事件で明確な解答が得られているのは、沙都子の両親が死んだ事件だけであり、そのほかの事件については未解決もしくは矛盾だらけという有様だ。
 ここまで来ると、なぜこの作品が多くのファンに支持されたのかすらわからなくなってくる。

 これは想像の域を出ないが、おそらくこの作品のファン(と原作者)は本格ミステリーというジャンルに、免疫がなかったのではないだろうか?
 そのため、大仰な謎にばかり目を奪われ、その後に至る解決にはさほど執着しなかったのではないか。

 しかし、もしかしたらこの作品はそれでも良かったのかもしれない。
 なぜなら、もしこの作品が何の矛盾もない現実的なストーリーを歩む本格ミステリーであったら、最初のファン層である同人マニアには受け入れられなかっただろうから。
 同人マニアは、ガチガチの論理トリックや現実世界を中心とした物語よりも、大仰な謎やSF的もしくはファンタジー的要素をより好む傾向にあるからだ。
 もしこの作品に、超常的存在である羽入が登場せず、輪廻転生という脱力的な設定やホラー要素がなければ、コミックマーケットなどの同人界隈では話題を得られなかったかも知れない。
 そう考えれば、この作品が擁している矛盾や超常的要素はむしろ必然であったのだろう。

 今後も、この作品は数々のメディアミックスを経て成長してゆく予定だそうだ。
 ここまで酷評を並べてきたが、私は決してこの作品を否定しているわけではないので、ファンの一人として今後も成長してゆくことを願ってやまない。

 追記
 しかし、文字の誤植や文法の誤りがそこここにあるのは、どうにかして欲しかった。

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 *1
 犯人が双子もしくは複数犯というトリックは、現在では禁じ手とされている。
 なぜなら、どんなトリックも可能になってしまうため。

 

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